ブログ一覧へ戻る

大人のピアノ

「大人になってピアノを再開した方へ|ブランクがあっても大丈夫」

新谷聖子|Piano&Pilates Salon Luke

2026/10/7

子どもの頃に習っていたピアノを、大人になってからもう一度弾いてみたい。
そう思って久しぶりにピアノに向かってみたものの、

「昔はもっと弾けたはずなのに」
「思うように指が動かない」
「すぐに力が入って疲れてしまう」

そんな戸惑いを感じる方も多いのではないでしょうか。

私自身も、長いブランクを経てピアノを再開しました。

昔と同じように弾けなくても大丈夫

ブランクのあとにピアノを再開すると、どうしても以前の自分と比べてしまいます。
昔弾けていた曲が弾けないと、「指が動かなくなった」「練習が足りない」と考えて、さらに一生懸命練習してしまうこともあります。

でも、弾きにくさの原因は、必ずしも指だけにあるとは限りません。
手首や腕、肩、肩甲骨、背骨、骨盤など、身体はすべてつながっています。
どこかに必要以上の力が入っていたり、身体の動きに癖があったりすることで、指の動きまで妨げられていることがあります。

だからこそ、ただ繰り返し練習するだけではなく、今の自分の身体で、どうすれば無理なく弾けるのかを考えてみることも大切です。

「脱力して」と言われても、どうしたらいいの?

ピアノを習っていて、

「もっと力を抜いて」
「脱力して」

と言われた経験のある方は多いと思います。
でも、力が入っていることは分かっていても、どうすれば力を抜けるのかが分からないこともあります。

私自身、ピラティスを学ぶ中で、身体の構造やそれぞれの部分がどのようにつながって動いているのかを知ることで、ピアノの弾き方についても多くの発見がありました。

Piano & Pilates Salon Lukeのレッスンでは、単に「力を抜いて」とお伝えするのではなく、ピラティスで学んだ身体についての知識を生かしながら、

どこに力が入っているのか。
どの部分が動きにくいのか。
どんな身体の使い方の癖が、演奏を妨げているのか。

というところまで具体的に見ていきます。
手や指だけではなく、手首、腕、肩、肩甲骨、背骨、骨盤など、身体全体のつながりにも目を向けながら、その方にとってより無理のない弾き方を一緒に探していきます。

身体の使い方が変わることで、それまで弾きにくかったところが楽になったり、音色や表現が変わったりすることもあります。

「脱力」という曖昧な言葉だけで終わらせず、なぜ弾きにくいのかを身体の動きから具体的に考える。
これは、私がレッスンで大切にしていることのひとつです。

大人になった今だからこそ楽しめるピアノ

大人のピアノは、昔の自分に戻るためだけのものではないと思っています。

楽譜をじっくり読み、作曲家が何を表現しようとしたのかを考える。
自分はどんな音を出したいのか、どんな音楽を表現したいのかを考える。
そして、その音楽を実現するために、身体をどう使えばいいのかを探していく。

子どもの頃とは違う経験を重ねた今だからこそ、見えてくる音楽もあります。

「またピアノを弾いてみたい」
「昔弾いていた曲にもう一度挑戦したい」
「憧れていた曲を弾けるようになりたい」

そう思ったときが、再開するときなのだと思います。

Piano & Pilates Salon Lukeでは、鎌倉で大人のためのピアノレッスンを行っています。
ブランクのある方はもちろん、「力が入ってしまう」「練習しても思うように弾けない」「身体の使い方から見直してみたい」という方にも、一人ひとりの身体や演奏を見ながらレッスンしています。
オンラインレッスンにも対応しています。

もう一度ピアノを弾いてみたい。

そんな気持ちを大切にしながら、今の自分だからできる音楽を一緒に見つけていけたらと思っています。